高齢出産のリスクばかりがクローズアップされていますが、いいところもありま
す。
高齢妊娠に関するリスクと、高齢分娩に関するリスクです。
高齢出産はリスクがつきものといいます。
何故区別するかというと、高齢出産は医学的に妊娠中や分娩中に起こるトラブル
が発生しやすくなる年齢が35歳を境に多くなるので、注意を促しているのです。
高齢出産のリスクは30歳を超えた頃から徐々に高まっていくものです。
高齢出産は出産ギリギリまで働いてお金を捻出しなければならない20代前半よ
り、よほど楽です。
高齢出産の場合、金銭の余裕は心の余裕でもあります。
高齢出産は人生経験や周りのアドバイスを受けられて、有利で安心な分娩が可能
とも言えます。
高齢出産は常に特に高い危険性を伴うわけではなく、若いうちの妊娠、出産と比
べて相対的にリスクが増すということです。
また、ワーキングマザーの場合の高齢出産は、20代にはなかった経済力があるの
で、ベビーシッターなどを利用する余裕もあります。
高齢出産には、世界でも高齢出産の記録は多数あります。
イギリスでは62歳の女性が高齢出産し、ルーマニアでは66歳で高齢出産した人も
います。
高齢出産とは35歳を超えた女性の出産ですが、今ではあまり珍しくありません。
20年ほど前までは、多くの人が20代前半に初産だったことを考えると、世の中大きく
変わったなぁと感じます。
それほど女性が社会に進出し、結婚、出産年齢が上がっているのです。
高齢出産は現代女性の象徴と言えるかも知れません。
高齢出産は正式には35歳以上の女性の初産を高齢初産といって34歳以下の出産と
区別します。
しかし「35歳」という数字に何か特別な意味があるのかと言えば、そういうわけでも
ありません。
しかし高齢出産はマイナス面だけでなくプラス面も多いのです。