カードローンで失敗しないために

個人再生とは不動産を手放すことなく借金を整理するという制度になります。
個人再生の制度が利用できる方は、長期に渡って収入を得ることができるという予想がつき、尚且つ借金の総額が五千万円以下であることになります。
自己破産は自分が持っている資産は全部処分となりますから、借金の総額が五千万円以下であれば個人再生の道を検討したほうが良いかもしれません。
これらから考えると個人再生は自己破産とは異なり、住んでいる家を処分しなくても良いということになります。
お年を召した方が家族にいれば住み慣れた家を離れたくないといったこともあるでしょう。
子どもが楽しく学校に通っている義務年齢であれば、借金のために転校を余儀なくされるというのは可愛そうでしょう。
借金の総額が五千万円以下で個人再生の道を選べば家を処分する必要がありませんから、現在の家に住み続けながら借金を返済していくことができます。
そして個人再生なら、裁判所で再生計画が認められれば借金の一部免除をしてもらえることもあります。
ですから、自己破産を考える前に個人再生についても考えてみてください。
ですから専門科とよく相談して個人再生方法を選ぶと良いでしょう。
ただ、裁判所で決定した金額を三年間で完済しなければならないという厳しい条件が個人再生にはついてきます。
そして個人再生は、住宅ローンの返済額が減額してもらえるということもありません。
ネットを活用すると、メールで個人再生についての問い合わせを受け付けてくれるところを簡単に探すことができます。
病気やリストラといった理由では、個人再生の三年間完済という厳しい条件を緩やかにしてもらえる場合もあるようです。
ただ、自己破産もそうですが個人再生も法律関係専門のところに相談するのが良いと思います。
ですから個人再生は借金が無くなるというものではなく、借金を返済しながら日々の生活を立て直すということが目的になります。
そして、個人再生のメリットには、借金の理由にギャンブルが含まれていても良いというところもあるでしょう。