恋愛アドバイスのなかでは、もっとも頭を悩ませるのが、別れの準備や別れのその後になってきます。
普通に喧嘩したり、価値観が合わなくて、といった「別れ」の場合の
恋愛アドバイスは比較的にやりやすいのですが、死別になるとかなり慎重にならざるを得ません。
下手に恋愛アドバイスを行っても、残されたほうの方は、納得がいかなくていっそう落ち込んでしまったり、ひどいときは自殺未遂を企てるおそれがあるからです。
どんな別れ出会っても、恋愛アドバイスは、最初は静かに相手の話を聞いてあげることが重要になってきます。
そうするとその別れに至るまでの経過やなぜ別れたいのかがよくわかってきますから、そこでようやく恋愛アドバイスにいたるわけです。
そのときにたいてい相談者は「いい人」のままで別れたいと考えていることが多いですから、
恋愛アドバイスをするほうはその考えを崩さなければなりません。
恋愛アドバイスではときには、相談者が「相談しなければよかった」と思わせるようなきついひとことをいうことも必要なときがあるようです。
最近、問題になっているストーカーなどは恋愛での別れがこじれた場合が多く、恋愛アドバイスを行うほうも頭の痛い話です。
恋愛アドバイスを受けるほうもときどきは心を鬼にしなくては、別れはうまくいかないことが多いのです。
恋愛アドバイスで別れ話はこじれているとか、別れ話を切り出されて当惑しているなどの別れの場合でも相談されたのなら、双方の言い分を冷静に聞かなければなりません。
一緒になって怒ったり、泣いていては、
恋愛アドバイスはうまくいかなくなり、別れはいっそう複雑になってしまいます。
恋愛には寿命があって、その寿命がやってきたときに、恋愛は終わるもの、と恋愛アドバイスをするほうは頭に入れておくのがいいかもしれません。
するとかなり冷静に恋人から切り出された別れでパニック状態を起こしている相談者は、
恋愛アドバイスで正気を取り戻すかもしれません。
どちらにしても恋愛の別れのシチュエーションでは、ある程度、悪役にならなければならない場合もあるのが恋愛アドバイスです。