アイドルフラッシュ！

夢をかなえるゾウはいわば一人の迷える作家を、本格的な作家へと押し上げた作品といってもいいでしょう。
ところがビジネスマン向きの自己啓発本として書いた作品が、小説として認められてきたのですから、原作者としても夢をかなえるゾウは出世作なのです。

夢をかなえるゾウはビジネスマンだけでなく、幅広い層に受け入れられ、水野敬也のストーリーテラーとしての実力を認めさせた作品です。
夢をかなえるゾウについての情報をサイトやブログ、掲示板を使って集め、夢をかなえるゾウのストーリーを調べてみましょう。
今まで書き続けて、ビジネスマンが成功するためのメソッドを書いている夢をかなえるゾウがエンターテイメントと認められたのには喜びもひとしおではないでしょうか。
これからの水野敬也の作品がさらにエンターテイメントなもので、読者を増やしていける可能性を作ったのが夢をかなえるゾウです。
水野敬也自身、「自分は作家だ」と言い切りたくても、代表作がなかったところに、夢をかなえるゾウがかけたことで作家として認められたわけです。夢をかなえるゾウはまさしく自己啓発本の中では、異例のヒットを飛ばし、またドラマや舞台にもなりました。
作家としての地位が夢をかなえるゾウを書いたことによって固めたのですから、これもまた成功なのではないでしょうか。
水野敬也は作家というよりも、夢をかなえるゾウを書くまではエッセイストやDVDの企画・脚本で有名でした。

夢をかなえるゾウは、まさに作家である水野敬也にとっては、出世作ともいえることでしょう。
夢をかなえるゾウを書いたことによって、水野敬也の作風も変化があらわれて、本格的にエンターテイメント小説を書き始めるのではないでしょうか。
もしかすると夢をかなえるゾウがヒットしたことを一番驚いているのは、原作者の水野敬也自身かもしれませんね。
まさしく水野敬也自身が夢をかなえるゾウでガネーシャが与えたことを実践していたのでは、ということも考えてしまいます。