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おくりびとの本木雅弘の裏技なんです

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おくりびとという仕事に拒否感を示しながらも、生活のために見習いとして働き始める主人公の青年を演じたのが本木雅弘です。
本木雅弘は実力派の俳優として存在を注目されていますが、映画おくりびとの中でも確かな演技力を披露しています。
おくりびとという名前で語られる納棺師と言う仕事に対しての戸惑いの表情やあらわな拒否感、しかしその中にコミカルさを含ませているのはさすがです。
当初はアイドルでデビューした本木雅弘ですが、年齢を重ねるごとに演技力を増し、おくりびとの中でも主人公の「普通の青年」を難なく演じています。

おくりびとの本木雅弘は本当に情けない姿で登場し、決してかっこいい青年ではなく、家庭も抱えています。
当初の主人公の戸惑いや不安を重くならずにユーモラスにおくりびとで演じる本木雅弘は実際に納棺師を体験したのでは、と思わせるほどです。
おくりびとの中ではさまざまな表情やしぐさ、仕事から帰宅してからの行動などで、本木雅弘は主人公の心象風景を自然に表現しています。
本木雅弘はルックスのせいか今までヒーロー的な役柄が多かったようですが、おくりびとの中では、思わぬ仕事に就いてしまい悩む普通の青年なのです。
その家庭を守るために仕事にとにかく素早く就かなければと焦る姿などを演じるおくりびとでの本木雅弘の姿はまさに等身大の青年になっています。
どこまでも普通の青年を演じている本木雅弘の演技は、おくりびとという映画をコミカルなのにリアルなものにしています。
本木雅弘が演じる青年の心象風景や心理的な成長をしなやかに、しかもコミカルに演じている姿が見られるのが、おくりびとです。
おくりびとで主人公が悩みながらも奮闘していく姿や妻に仕事を責められる姿ではいままで本木雅弘も見せたことのない演技です。
おくりびとの中に登場してくる人物たちは個性的ですが、その中で本木雅弘の演じる主人公は一番地味な存在かもしれません。
おくりびとは、実際、重いテーマで人物も深刻になりがちですが、本木雅弘の作り上げた主人公のどこかコミカルさが優しい映画となっています。

カテゴリ: 雑学