ウエンツ瑛士はテレビドラマや映画にも出演してきていますが、なかでもそのキャリアで欠かすことのできない主演作品がゲゲゲの鬼太郎です。
低い点数に感じますが、水木しげるにとって満点は80点でかなりの高得点だったのですが、マイナスされた理由は「格好良すぎるから」だったのがウエンツ瑛士です。
ゲゲゲの鬼太郎という人間ではない役柄が、やはり日本人でありながら外見が白人に近いウエンツ瑛士にはしっくりとおさまったのです。
「現実にはいない優しいヒーロー」と位置づけられたゲゲゲの鬼太郎を演じることにより、俳優としての位置を固めたのがウエンツ瑛士です。
ウエンツ瑛士の演じたゲゲゲの鬼太郎は、確かに格好のいいヒーローで原作やアニメにあるようなコミカルさは控えめです。
また
ウエンツ瑛士の凛とした声で「こんなゲゲゲの鬼太郎もあり得るかも知れない」と思わせる好演で、原作者の水木しげるもかなり満足していたといいます。
ただ原作者の水木しげるにはウエンツ瑛士版ゲゲゲの鬼太郎は少々二枚目過ぎたところが満足できなかったのだそうです。
ゲゲゲの鬼太郎の映画の第一作に引き続き、第二作でも主人公である鬼太郎をウエンツ瑛士は演じています。
まさしくゲゲゲの鬼太郎は
ウエンツ瑛士の当たり役ともいえ、実写版では完成度の高い作品でもあります。
ウエンツ瑛士はゲゲゲの鬼太郎を好演したことにより、俳優としての高い評価を受けましたが、一方では限界も感じていたようです。
それはあまりにも浮世離れした美貌であって、役柄を広くこなすことができないとウエンツ瑛士は思っているのだそうです。
このゲゲゲの鬼太郎の第三作が制作されるかはわかりませんが、また浮世離れしていて格好のいいゲゲゲの鬼太郎を演じるウエンツ瑛士が見たいものです。
ゲゲゲの鬼太郎という映画はいわばホラーの味付けがされたファンタジー映画に仕上がってしますから、どこか浮世離れしたウエンツ瑛士には最適の作品です。
とはいえ自分への評価がかなり低く、また厳しいという評判であるからこそ、もしかするともうゲゲゲの鬼太郎が見られないかもしれないのがウエンツ瑛士です。