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スピード・レーサー監督の狙いなんです

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スピード・レーサーは家族で楽しめるウォシャウスキー監督の最新作なのである。
彼らの出世作、マトリックス三部作は世界的な大ヒットを記録し、一躍ウォシャウスキー兄弟の名を知らしめたが、今回のスピード・レーサーのデキはどうだろうか。
予告編を見る限り、監督の得意とするSFX(特撮)がスピード・レーサーでも大活躍しており、独特の世界観を作り上げている。
「マッハGo・Go・Go」は英語圏でスピード・レーサーというタイトルで放映されていたという事で、それをそのまま使ったらしい。
スピード・レーサーもそうだが、ハリウッドの映画関係者の中には、いわゆる「ジャパニメーション」の崇拝者が多いらしく、大友克洋の「アキラ」も実写化が進められている。
スピード・レーサーの中では悪役らしいのだが、監督も日本の原作という事での起用なのかもしれない。

スピード・レーサーのカーレース描写はたしかに「アニメ」的である。
背景の色使いも、原色に近いケバケバしたタッチで、まるで主人公のスピード・レーサーがアニメの中を走っているようなのだ。
効果的な演出だと思うが、観客によっては好みが分かれる部分だと思うので、スピード・レーサーのヒットのカギを握っているポイントかもしれない。
監督二人の原作に対する愛情は、スピード・レーサーの乗る「マッハ5」が、概ね原作のマッハ号に忠実なところにも現れている。
フロントの形状、白い車体に「M」マーク、ボディの下から蹴り上げ装置が出て、前方の障害物を飛び越える構造など、スピード・レーサーはしっかり踏襲しているのだ。

スピード・レーサーとウォシャウスキー監督のコンビは相性抜群に見える。
映画は同じ原作でも撮る監督によって、まったく違うものになるのは良く聞くことだが、スピード・レーサーの場合、ウォシャウスキー監督で正解だったようだ。
スピード・レーサーは原作があの「マッハGo・Go・Go」であることはご存知だと思うが、監督は二人とも日本のアニメの大ファンなのだそうだ。
話題が尽きないスピード・レーサーの情報をもっと知りたい方は、サイトやブログの口コミ情報などを検索することをお勧めする。

カテゴリ: 雑学