りんご病に大人がなった場合の注意点の裏技です
りんご病は子供特有の感染症と思われがちだが、大人も稀に罹るようだ。
気をつけたいのは妊婦のりんご病だ。
妊婦がりんご病に罹ると、胎児にも胎盤を介して感染してしまい、胎児水腫や心不全になってしまうことが稀にあるそうだ。
特に妊娠初期・中期のりんご病には気をつけていただきたい。
子供の場合、通常は熱は出ないが、大人がりんご病に罹ると高熱が出るそうだ。
また大人の場合、高熱と共に関節痛や筋肉痛、頭痛などの症状が出てしまうようなので、りんご病といっても侮れないのだ。
りんご病はこのように、大人にとっては厄介なことになる感染症だが、その原因となるのは「ヒトバルボウイルスb19」というウイルスだ。
感染経路は飛沫感染なので、りんご病は学校や幼稚園・保育園などの集団生活のなかでの感染が多いのだ。
上記の理由から、りんご病は子供に多い印象を受けるのはうなずける。
りんご病をはじめとして子供が罹りやすい感染症に大人が罹った場合、往々にして重い症状が出るのはなぜだろうか。
よく知られているのが、男性が思春期以降に「おたふく風邪」(流行性耳下腺炎)に罹ると、精巣炎により不妊症になってしまういうものだが、りんご病の場合も大人の方が症状が重いのだ。
国内で年間にりんご病に罹る大人の数はどのくらいなのだろうか。
りんご病と大人の関係について述べてきたが、もっと詳しく知りたい方は医学サイトや病気関連のサイトなどを覗いてみてはいかがだろうか。
我が家の子供たちも、りんご病はもちろん水疱瘡やおたふく風邪、溶血性連鎖球菌(溶連菌)感染症など一通りの感染症は経験した。
ある日自分の子供が、熱もないのにほっぺたが鮮やかに真っ赤になっていたらりんご病を疑って良いだろう。
子供の場合、りんご病に罹っても熱が出るわけでもなく、ケロリとしているので返って親の方が慌ててしまう。
大切なのは、大人がまずりんご病に関しての正しい知識を理解することだろう。
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