健康というライフワーク

円錐角膜は目の角膜という部分が少しずつ薄くなっていくという病気です。
角膜が薄くなることによって、眩しさを感じたり、視界が歪んで、日常生活に支障を
来たすようになるので、円錐角膜は治療が必要になります。

円錐角膜が発見されたのは、かなり古く、1700年代中半のドイツだといわれてい
ます。
円錐角膜の患者さんが作っているホームページでは、体験談が掲載されている事
が多いので、参考に読んでみると良いでしょう。
インターネットを利用すると、いつでも円錐角膜について調べる事ができます。
コンタクトレンズが発明されるまでは、円錐角膜の治療は角膜を薬液で焼く手術
方法が用いられていました。
この論文は1869年に書かれたということが分かっているので、その頃から円錐角
膜という名称が使われ始めるようになったということです。

円錐角膜と診断され、興味があるという人は、病理学の本などを読む前に、ネッ
トで調べてみる事をお勧めします。
視力矯正法という治療法以外にも、角膜移植や、手術など、円錐角膜の研究は盛
んにおこなわれて来ました。
長い期間をかけて蓄積された研究結果が、現代の円錐角膜の治療に役立っている
のだと考えられるでしょう。
しかし、未だもって円錐角膜の発症原因が特定できていないという点が、残念な
点でもあります。
現在も、円錐角膜が発症するメカニズムについての研究が行われているといわれ
ています。
また、現在の円錐角膜という名前が確定されるようになったのは、スイスの眼科
医が論文のタイトルとして「円錐角膜」という言葉を利用した事が始まりのよう
です。
しかし、1859年には眼を特別に検査する機械を用いて、円錐角膜の検査が行われ
ました。
その内容も、円錐角膜の症状や、治療方法から、歴史など、さまざまです。
古い時代は、目の形が円錐形であることから、円錐角膜の発見が行われていたと
か。