健康というライフワーク

高齢出産で無事五体満足な子供を抱くことができたら、どんなに幸せでしょう。
高齢出産は時間をとても大切に過ごすいい機会かもしれません。
高齢出産に至るまでは、不妊治療や周りからの期待や催促などがたくさんあったと思います。
不妊治療中も女性のせいにされたり、辛いこともあったでしょう。
身体が老化しているので、高齢出産すると、若い頃のように出産の大変さについていけないのです。
高齢出産では、どんなに頑張っても加齢には勝てません。
高齢出産では、若い頃の妊娠より十月十日を慈しんで過ごすことができるというメリットがあります。

高齢出産は頑張りも大切ですが、休養も必要です。
これで最後になるかも知れないという思いもあります。
しかし高齢化して劣化した卵子は、高齢出産すると、わずかながら染色体異常を起こしていたりして、ダウン症の子供が生まれたりします。
高齢出産でよく考えなければいけないのが将来のことです。
40歳で高齢出産をしたら、子供が成人式を迎える時に自分は還暦を迎えるのです。
高齢出産は経済的には余裕があると思いますが、体力的には大変だということを理解しておきましょう。

高齢出産は本当に喜びです。
母子ともに健康だといいのですが、高齢出産を考えると流産や死産もあり得ます。
それによっての流産は非常に多く、高齢出産の場合はいかに母体を大切にするかにかかっていると言ってもいいでしょう。

夜中に子供が泣いて起きるともう眠れないとか、身体が辛くて朝起きれないというマタニティーブルーが起きる可能性があります。
無理をせず、夫を頼ったり、お昼に眠る時間を作ったりして、身体を大切にしましょう。
若い頃は出っ張ったお腹が嫌で、早く出しちゃいたいと思ったりするものですが、高齢出産ではそのお腹に赤ちゃんがいるということを十分に感じたいのです。