自己破産者が借入先を見つけるというのは大変難しいでしょう。
自己破産者となるのであれば、お金が必要となったときの借入先があるのかを考えるよりも、自分の金銭感覚をまずは改める必要があるでしょう。
お金を借りる人というのは繰り返してお金を借りるという借り癖があると聞きます。
多額の借金で苦しんでいるからこそ自己破産者となったのにもかかわらず、また借金をしてしまうのだとか。
ただ、人が良すぎて他人の借金の連帯保証人となってしまい自己破産者となった方もいると思います。
自己破産者となると官報と呼ばれる国の広報誌に名前が掲載されることになります。
そしてこの官報を元にクレジット業界は
自己破産者をリストアップし、お金を貸し出すときの審査基準にしているのだとか。
ですからこのリストから名前が除外されない限り、
自己破産者が借入先を見つけるのは難しいと思います。
そして、このリストに自己破産者として名前が載っている期間は10年間のようです。
ただ、クレジット会社によっては15年間だとか、将来ずっと載っているなど、期間は異なるようです。
ですから
自己破産者が借入先を見つけられるようになるまでには、最低でも10年間は必要かもしれません。
しかし独身のときに自己破産者となり、10年経って結婚したので住宅ローンを組みたいといった場合もあるでしょう。
住宅ローンの借入先を見つけるには、10年以上借金をせずに生活を送ること、一定の収入を得続けること、定期貯金をして銀行の信用度をアップするなどが重要となるようです。
自己破産とまではいかなくても、
自己破産者予備軍は年々増えているのだとか。