破産宣告人の連帯保証人の裏技なんです
破産宣告を行った場合、その借金の連帯保証人はどうなるかというと、破産宣
告人の借金をそのまま引き受けなければなりません。
ですから破産宣告とは、消費者金融やクレジット会社にだけ被害を及ぼすのでは
なく、連帯保証人にも迷惑をかけるのです。
ですからできるだけ破産宣告を受けないようにしなければならないのが、借金を
行う上での注意なのです。
破産宣告を受けたら、実際に借金をした人は借金から免れますが、連帯保証人に
借金は降りかかってきます。
破産宣告人の連帯保証人は、破産宣告人に変わって莫大な借金を返済してい
かなければなりませんから、資産があり借金を返済できる能力がない場合は断りま
しょう。
ですから本来ならば、借金を保証するだけの連帯保証人までもが破産宣告人に
なってしまうことも起きる可能性があるのです。
自分の作った莫大な借金で破産宣告を受けるのは、借金から免れますが、連帯保
証人はそうもいかないのです。
人間関係を悪くしないためにも、破産宣告を受けないように、きちんとした借金
の返済プランを立てなければなりません。
そのためには破産宣告を免れるために、借金の連帯保証人も一緒に返済プランを
立てていく必要があります。
破産宣告についての情報をサイトやブログ、掲示板で集め、連帯保証人について
の情報も集めるといいでしょう。
借金は非常にリスクが高いものですから、借金の連帯保証人を引き受けるか迷ってい
る場合は、破産宣告の可能性も考える必要があります。
破産宣告で得をするのは、実際に借金をこさえた当人であって、周りは多大な迷
惑を被ります。
破産宣告を受けたら、一番、被害をこうむるのは、その借金の連帯保証人にな
り、当人に代わって返済していかなければなりません。
それで人間関係が悪化したとしたら、それはそこまでの人間関係であって、むしろ
破産宣告に巻き込まれずすんだと考えたほうがいいでしょう。
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