ダニ退治の条件としては、湿気対策があります。
家庭にいる
ダニの中でも、人を刺したりするものは数%しかいませんが、刺さないダ
ニは糞などがアレルゲンになるので、これも有害です。
アレルギー疾患の人の中でも、小児ぜんそくで90%、成人のぜんそくの50%以上がダ
ニが原因と考えられており、ダニ退治は大切なことが分かります。
ダニ退治する場所として、カーペットや畳、布団やソファなどが快適な棲み家
で、フローリングや化学フロアにはほとんど生息できません。
ダニ退治はカーテンやクロス壁、ぬいぐるみ、衣類でも行った方がいいでしょ
う。
ダニ退治といっても、空気中の埃を食べて生きているのでなかなかむずかしいで
すね。
とにかく
ダニ退治には、ダニの棲み家をなくすことが肝心です。
ダニ退治として、50℃以上が20分くらい続くと死滅しますが、布団を天日干しし
たくらいではそこまで温度は上がりません。
ダニは湿度が70%以上になると活発になり、
ダニ退治が難しくなります。
湿度を取り除き湿度を下げることでダニ退治ができますので、
ダニを減らす効果
はあります。
埃の中には人間のフケやアカも混じっており、ダニはそれらが大好物です。
ダニ退治として薬剤処理のしていない防ダニ布団を使うのもいいですね。
ダニ退治では、湿度が50%以下ではかなり死滅しますが、これらの数字は部屋の
湿度ではなく、ダニの棲み家の湿度のことです。
ダニ退治としてはやはり掃除ですから、特にカーペットやソファなどは念入りに
かけましょう。
ダニ退治としてリフォームなどの際に、床をフローリングなどにするにもいい対
策です。
布製ソファを合皮製ソファに貼り替えたり、畳替えや布団の丸洗いや打ち直しもダ
ニ退治にはいいです。
換気不足も
ダニ退治できずに
ダニをはびこらせる原因になります。
ダニ退治をインターネットで調べてみると、旧厚生省の調査では、ダニなし家庭
は皆無でした。