犬ダニとは、犬や猫に付くマ
ダニのことです。
取った後は2〜3日は犬ダニの部分が化膿していないかチェックしてあげましょ
う。
犬ダニに血を吸われると非常に痒いようで、その上命にかかわる病原虫や病原菌
に侵されてしまうこともあります。
犬ダニによるひどいアレルギー性皮膚炎にもなる場合もあります。
犬
ダニと呼ばれるマ
ダニは、野原や山、草むらなど、草木の茂る場所にはどこに
でも生息しており、卵から幼ダニ、若
ダニ、成ダニと成長します。
犬や猫が草むらを通ると、その毛に付き、犬
ダニはどんどん奥へと潜っていくの
です。
いったん犬ダニが血を吸い始めると何日も吸い続け、身体が30倍にもなる場合が
あるとか。
犬
ダニが怖いのは、マダニの胃に寄生する「バベシア」という原虫が、血を吸っ
ている最中に犬の体内入り込み、血管内に侵入することです。
血を吸った犬ダニは草むらへ帰り、そこで産卵します。
犬ダニが体内で増殖しながら赤血球に取り付いていく「バベシア」は、犬を貧血
にさせてしまうのです。
現在犬ダニによるバベシア症にはまだワクチンがありません。
小さなかさぶたやイボのようなものがあったら、犬ダニかどうかよく見てみてく
ださい。
犬
ダニの予防法としては、春〜夏には首筋に殺虫剤を垂らしたりして予防するの
がいいでしょう。
犬ダニを取るために入浴する場合は、シャンプーした後指先でジワジワともんで
洗ってあげましょう、
手のひらで撫でるだけでは犬
ダニの症状は見つかりません。
犬
ダニががっちり皮膚に食いついているのがわかると思います。
犬
ダニであるマダニは主に草むらに潜んでおり、暖かくなると犬や猫が悩まされ
るのがノミや
ダニ。
無理にはがすと犬
ダニの頭だけが残ってしまい、化膿の原因になります。
恐れずにゆっくり犬
ダニをむしり取ってあげましょう。