雑学「そんなん知らんかった」

その昔、冬から春になる時の節分は今でいう大晦日みたいな日だったという話も聞きました。
節分についてのブログやサイトを読んでいたら、今まで知らなかった事が一杯判って、すごく面白いですね。
特に秋から冬に変わる立冬の前日の節分は、正直盛大にお祝いするような気分にはなれないかも…。
えっ、でも節分って、お祝いする日だったけかなぁ。
節分の豆まきは"鬼は外、福は内！"だから、お祝いじゃなくて厄払いですよね。
でも、私のお父さんやお母さんの子供の頃には、節分に巻き寿司の丸齧りなんてした事がないと言っていました。
だって、節分のご馳走って言っても、それまではイワシと豆だけだった訳でしょう、何だかちょっと淋しいじゃないですか。
だから、今の私たちが年末に少しでもイヤな事は片づけたいと思うような気持で、昔の人は節分に厄払いをしたのかも知れません。
後、節分の日にはいわしの頭を柊の葉と一緒に玄関に飾る習慣もありますが、あれもやっぱり厄除け。
きっと節分の豆まきと同じで、鬼を追い出して新しい年を迎えたいという願いが込められているのではないかと思います。
節分って、ただ単に豆まきをして、お寿司やイワシを食べるだけの日じゃないんですね。

節分に恵方を向いて巻き寿司を食べる習慣は割と最近始まったらしくて、本来の習慣ではないというのもちょっとびっくり。
でもお寿司があれば、とっても豪華、節分のご馳走って感じがします。
あれはどこかのお寿司屋さんが節分にお寿司を食べて貰おうと思って始めたそうですね。
でも大当たり、今や節分に巻き寿司を食べるのは当たり前の儀式みたいなものですよね。
暦の上では立夏の前日も、立秋の前日も、立冬の前日も説文という事になります。
あれもゆずの香りで邪気を払うために始まった風習だと言われているみたいだから、多分節分と似たような理屈。
確かに冬から春になる時って、めちゃくちゃ嬉しいから、節分を盛大にお祝いしたいという気持は解るようなきがします。
もっともっとブログやサイトを読んだら、今度の節分にはみんなにいろいろうんちく話を披露出来そうな感じ、超楽しみです。