雑学「そんなん知らんかった」

同僚が庭の奥に逃げ込んだ瞬間、木の枝に節分用に買ったらしいトランクスの裾が引っ掛かり、気付かずに動いたため、ビリッ。
これは、会社の同僚のお宅で実際にあった去年の節分の後の出来事です。
次の日の同僚のブログには、こんなタイトルで、節分のビデオが掲載されていました。
鬼は勿論三人姉妹のパパである同僚、ビデオカメラを回すのは奥さん、どこの家庭にでも見られるごくごく有り触れた節分の夜の光景です。
ちょうど修学旅行で留守にしていた中学生の長女を覗いて、下の娘２人が同僚に向かって節分の福豆を投げます。
うん、いいですよねぇ、いかにも日本の温かい家庭の節分の豆まきって感じ、シングルの私には羨ましい限りです。
ただし、本人のブログに掲載されていたその節分の豆まきビデオの途中まではね。
何事も常に一生懸命、熱中するとすぐに体ごと熱くなるのが同僚の長所でもあり短所でもあるのですが、どうやらその性格が節分にも活躍してしまったようなのです。
今年もいろいろな方の節分ブログやサイトを楽しみにしたいものですね。
伝統行事というのは実にほのぼのしていいもの、そんな節分のビデオはどれも楽しいものばかりです。
ところが、同僚のお宅のその節分の豆まきのビデオ、私も見たんですけどね、翌日会社で何と声を掛けて良いものかと困ってしまいましたよ。
とは言え、街中の新興住宅の裏庭、神社やお寺の境内で行われる節分の豆まきのようには行きません。
鬼のお面を被り、上半身は裸で、縞模様のトランクス、最近の節分にはあまり見掛けないような鬼さんかも知れませんが、とにかく、それなりにそれらしくと思ったのでしょう。
ちょうど駅前のコンビニで、今年初めて節分用の福豆を見掛けたからです。
そして、寒い節分の夜だったのにも関わらず、必死で庭を走りまわっていました。
昨年の節分に家族で豆まきをしたビデオを同僚が自分のブログに掲載したんです。
本人としては、来年の節分に自分と同じ失敗をする人が現れないようにという願いを込めてアップしたそうですが、家族は溜まったものではありません。節分に豆まきをした時のビデオをブログに掲載したらバカうけだったとか。
節分の夜に家族で豆まきをするために、わざわざ帰って来るのかなぁ、ふと帰りの電車の中で思いました。