雑学「そんなん知らんかった」

界面活性剤の種類は、大きく分類すると二つに分かれます。
水に溶かすと分離して、イオン界面活性剤になるものと非イオン界面活性剤
になるものです。
イオンというのは電子を帯びたもののことですから、イオン界面活性剤は電荷を
持っているということになります。
少しややこしそうですが、この非イオン界面活性剤は非常に扱いやすい性質をし
ているのです。
両性界面活性剤といっても、陰イオン界面活性剤と陽イオン界面活性剤
の二つの性質を併せ持っているということではありません。
界面活性剤を色々と併用することは知りませんでしたが、製品を作る上ではすご
く使いやすそうですよね。
非イオン界面活性剤と他の界面活性剤を併用することで、効果が大きくなっ
たりするのでしょうか。
怪我をした時に傷口を消毒するための消毒液にも、この陽イオン界面活性剤が利
用されているようですね。
イオン界面活性剤はさらに三つに分けられています。
まず、陰イオン界面活性剤というものがあります。
非イオン界面活性剤は具体的には、どんな製品に使われているのか、サイトやブ
ログなどで調べてみると面白いかもしれませんね。
特に汚れのよく落ちる合成洗剤に陰イオン界面活性剤が使用されているようで
す。
反対に、リンスーや柔軟剤などの製品には、陽イオン界面活性剤が使われている
そうです。
陽イオン界面活性剤は洋服やタオルなどを柔らかくしたり、髪の静電気を抑えた
り、さらには殺菌や消毒といった働きをします。
非イオン界面活性剤だと、電荷を持っていないので電解質に影響を受けにくくな
ります。
そして最後が両性界面活性剤です。
私たちが毎日使っている石鹸や洗剤などの洗浄系などの製品に使われている界面活
性剤がこれだそうです。
それに対して非イオン界面活性剤は、電荷は持っていない界面活性剤です。
そして、酸性の水に溶かせば、陽イオン界面活性剤の性質に変化するのです。