非イオン界面活性剤の使い道のクチコミなんです
界面活性剤は水に溶けるとイオンに変化するものがあるのですが、非イオン界面活性剤の場合イオン化することはありません。
二つの違いは、非イオン界面活性剤が両性界面活性剤の性質も持ち合わせているということでしょうか。
ということは、イオン界面活性剤同士を混ぜることができないということですね。
このイオン化しない非イオン界面活性剤は、近年どんどん用途が広がってきているようです。
非イオン界面活性剤の効果は、実はイオン界面活性剤とあまり変わりありません。
主に化粧品に使われる乳化剤は、エステル・エーテル型の非イオン界面活性剤です。
他にも、肌への刺激が弱く、それでいて洗浄力や泡立ちのいい非イオン界面活性剤も存在するようです。
このように、同じ非イオン界面活性剤でも、型によって成分がきつすぎて肌に負担がかかったりすることがあります。
化粧品の乳化剤としても使われている反面、エステル型の非イオン界面活性剤は洗浄力が弱いという欠点も持ち合わせているようです。
他にも、化粧品の乳化剤として用いられる点から、非イオン界面活性剤は陰イオン界面活性剤に似ていると言えるでしょう。
非イオン界面活性剤は、構造によって何種類かの型に分けることができます。
エステル型の非イオン界面活性剤は、多価アルコールと脂肪酸が結合したもので、中でもショ糖と脂肪酸が結びついたものは食品添加物としても認められています。
ですが、陽イオン界面活性剤のような殺菌や帯電防止といった働きはしないようです。
パウダリーファンデーションに使われている非イオン界面活性剤はこれですね。
シャンプーや洗顔料などは直接肌に使うものなので、こういう肌への負担が少ない非イオン界面活性剤を使っている製品がいいですね。
非イオン界面活性剤と陰イオン界面活性剤は、二つとも似たような性質を持っているのです。
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カテゴリ: 雑学