雑学「そんなん知らんかった」

真空冷却装置で処理をすれば、水分が蒸発したせいで重量が減るということもなくなります。
野菜の鮮度を保つ秘訣は、収穫したらすぐに野菜を冷却して温度を下げることなのです。
真空冷却装置による自己冷却のおかげで、どの位置にある野菜のどの部位も均一に冷却されます。

真空冷却装置には、野菜の鮮度を長く保つこと以外にも、様々なメリットがあります。
まず、雨の中で収穫した野菜も冷却装置によって不必要な水分は取り除かれるので、輸送中の痛みが少ないことです。
それから、冷蔵庫での冷却のように切り口が茶色く変色しないのも真空冷却装置の利点ですね。
出荷する側はもちろん嬉しいですが、消費者側の私たちにとっても真空冷却装置の機能は嬉しいことです。真空冷却装置を使うことによって、より一層、野菜の鮮度を長く保てるようになります。
この真空冷却装置は、風や水を利用するのではなく、特殊な技法で野菜自体が自己冷却するためです。
真空冷却装置で処理が施された野菜は普通に出荷されたものと鮮度が違うので、当然味も美味しいはずです。
今まで真空冷却装置のことなんて知りませんでしたよね。
どうせなら、普通の野菜よりも真空冷却装置による処理を施した野菜の方がいいと思いませんか？
しかし、真空冷却装置の野菜はどうやって見分ければいいのでしょうか。
私たちの住んでいる地域にも、真空冷却装置を使って出荷された野菜は売っているのでしょうか。
真空冷却装置ができたことによって、海外の野菜や果物も気軽に輸入できるようになりそうで楽しみです。

真空冷却装置の色々なメリットを挙げましたが、やはり一番の利点は鮮度を長期間保てることですね。