節分はどうしてひな祭りのようにお祭りって言わないのっと、昨日小学生の娘に尋ねられました。
それはね、
節分は昔から日本にある季節の行事で、夏祭りや秋祭りのように神様に感謝したり、何かをお願いする日じゃないからよ。
と答えたのですが、でもひな祭りだってそうだよ、節分と同じで、神様に有難うを言う日じゃないよっと突っ込まれました。
と何とか誤魔化そうとしたのですが、当然そんな節分に関する理屈は通るはずもなく、思いきり娘の信頼を失くしてしまいました。
確かに節分は季節の行事であると同時に、地域によってはお祭り化している所も結構ありますよね。
節分祭を開く神社やお寺は沢山あるし、毎年芸能人やスポーツ選手をゲストに招いて、盛大に豆まきをしているシーンをよくテレビや新聞で見かけます。
私の故郷京都だと、八坂神社や壬生寺、吉田神社などの
節分祭が有名です。
特に祇園祭で知られる八坂神社の節分祭は、地元の舞子さんや芸者さんたちが豆を撒くので、とても華やかです。
後、うちの実家のすぐ近くの廬山寺というお寺の
節分祭では、三色の鬼が舞い踊ります。
こちらの方だと、成田山新勝寺や浅草・浅草寺の節分祭が有名ですね。
節分祭は確かにお祭りのような気もしないでもありませんが、何故かみんな節分祭。
これ又不思議な事に、どこもかしこも
節分祭りとは呼ばないですよね。
やっぱり節分は季節の行事で合って、お祭りではないという事なのでしょうか。
中には節分を冬至や夏至などと同じ、二十四節季の一つだと思っている人もいるようです。
翌日の立春は確かに二十四節季の一つですが、残念ながら節分は二十四節季の一つではありません。
節分は季節の変わる前日なので、本来年に4回あって、次の日は必ず二十四節季です。
二月の節分の次の日にやって来る立春をはじめ、立夏、立秋、立冬とね。
でも、
節分そのものは二十四節季には含まれないし、お祭りでもない。
娘の質問、何故節分はお祭りと呼ばないのかという事をはじめ、解らない事だらけです。
されど、ブログやサイトの情報量って馬鹿にならないし、
節分のような全国区の行事なら、きっと美味しいネタも期待出来るはず、読んでみる価値ありです。