健康に役立つプチ情報

りんご病は上記のように、潜伏期間中にウイルスをまき散らすので厄介なのだが、予後は悪くなく子供の場合、紅斑が消えると自然治癒ということになる。
そこで鍵を握るのが、りんご病の潜伏期間中の過ごし方ということができるのだ。
子供の罹患率が多いりんご病の感染経路は、学校や幼稚園・保育園などの集団生活のなかでの感染が多い。
子供の場合はりんご病に罹っても、潜伏期間中は熱が出るわけでもなく、平気で駆け回っているので予防や診断は難しい。
潜伏期間中に原因である「ヒトバルボウイルスb19 」を放出しているので、りんご病は集団生活のなかで蔓延してしまうのである。
りんご病は症状が出る前の一週間ぐらいが、強い感染力があるといわれているが、この間、症状が出てないのでさらに診断や予防が困難なのだ。　
現時点で、りんご病の原因である「ヒトバルボウイルスb19 」に対するワクチンは開発されていないが、予後は悪くないので心配することもないだろう。
なので病院でりんご病と診断されても、学校や幼稚園・保育園を休むこともない。
りんご病は、潜伏期間中に原因である「ヒトバルボウイルスb19 」をまき散らすので、予防が不可能に近いのである。
逆に大人や妊婦のりんご病は要注意であろう。
大人がりんご病に罹ると高熱や筋肉痛、関節痛・頭痛など比較的重い症状に悩まされるようだ。

りんご病の潜伏期間は、症状が出るまでの10日〜20日間と先に述べた。
考えられる対処法としては、妊婦のいるご家庭の子供が通う学校や幼稚園・保育園でりんご病が流行っていると聞いたら、自分の子供からうつらないようにする事だろう。
妊婦である自分も子供も手洗い、うがいやマスク着用などをして、りんご病の潜伏期間を過ごすことだ。
りんご病自体はさして怖い感染症ではないので、殊更に怖がることはない。
要はりんご病の情報を知り、正しい知識を持つことだろう。りんご病の潜伏期間は、症状が出るまでに10日〜20日間と言われている。